この子の七つのお祝いに

この子の七つのお祝いに

第一回横溝正史ミステリ大賞を受賞した斎藤澪による同名小説を『犬神家の一族』の角川春樹製作、『曽根崎心中』の増村保造が脚本・監督を務め、映画化した本格ミステリー。戦後の混乱によって人生の歯車を狂わされた女の悲惨な一生とその復讐を描く。

ルポライターの母田耕一は、磯部大蔵大臣の私設秘書である秦一毅の身辺を探っていた。だがその矢先、秦の家で働いていたお手伝いが殺されてしまう。手型占いをしているという秦の内妻の青蛾を追う母田は、後輩の須藤に連れて行かれたバーのママゆき子と知り合うが、そのあと何者かに殺害されてしまった。須藤は母田の仕事を引き継ぎ調査を進めるが、青蛾も変わり果てた姿で発見される。やがて須藤は、ゆき子から驚くべき過去を知らされるのだった…。

製作国:日本 / 製作年:1982年 / 日本公開日:1982年10月9日 / 上映時間:111分

キャスト
根津甚八、岩下志麻、杉浦直樹、辺見マリ、芦田伸介、岸田今日子、畑中葉子、中原ひとみ、坂上二郎、室田日出男、名古屋章、小林稔侍

スタッフ
監督:増村保造
製作:角川春樹
プロデューサー:岡田裕介、中川完治
原作:斎藤澪
脚本:松木ひろし、増村保造
撮影:小林節雄
美術:間野重雄
編集:中静達治
音楽:大野雄二
助監督:近藤明男

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