ドロステのはてで僕ら
雑居ビルの2階でテレビからの声に気づいたカトウ(土佐和成)は、画面を見ると自分の姿があり、自分は2分後のお前だといわれる。ぼう然とするカトウは、2階の部屋と1階のカフェが2分の時差でつながっていることを知る。やがて“タイムテレビ”の存在がわかると、周囲の人々はもっと先のことまで見ることができないかと考える。
劇団「ヨーロッパ企画」代表・上田誠監督の短編映画『ハウリング』をリブートした長編作。2分先の未来が見えるテレビをめぐって騒動が巻き起こる。主演の土佐和成をはじめとする劇団員のほか、ドラマ「歌舞伎町弁護人 凛花」などの朝倉あきらなどが出演。原案・脚本は上田が担当し、劇団の映像ディレクター山口淳太がメガホンを取った。タイトルにある「ドロステ」とは果てしなく続く合わせ鏡のような構図を指す。
タイトル | ドロステのはてで僕ら |
上映時間 | 70分 |
製作国 | 日本 |
製作年度 | 2020年 |
公開日 | 2020年6月5日公開 |
監督 | 山口淳太 |
出演者 | 土佐和成、朝倉あき、藤谷理子、角田貴志、石田剛太、諏訪雅、中川晴樹、酒井善史、永野宗典、本多力 |