ザ・トライブ

ザ・トライブ

2014年のカンヌ国際映画祭でセンセーションを巻き起こした衝撃のウクライナ映画。暴力と犯罪が渦巻くろうあ者の寄宿学校を舞台に、一人の転入生のサバイバルと激しい純愛の行方を、すべての会話が手話のみで、かつ字幕や吹替えもナシというスタイルで描く。監督は、長編デビューとなるウクライナの新鋭ミロスラヴ・スラボシュピツキー。

ろう者の寄宿学校に入学したセルゲイ。そこでは犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、入学早々彼らの洗礼を受ける。何回かの犯罪に関わりながら、組織の中で徐々に頭角を現していったセルゲイは、リーダーの愛人で、イタリア行きのために売春でお金を貯めているアナを好きになってしまう。アナと関係を持つうちにアナを自分だけのものにしたくなったセルゲイは、組織のタブーを破り、押さえきれない激しい感情の波に流されていく…。

原題:Plemya / 製作国:ウクライナ / 製作年:2014年 / 日本公開日:2015年4月18日 / 上映時間:132分 / 映倫:R15+

キャスト
ヤナ・ノヴィコヴァ、グリゴリー・フェセンコ、ロザ・バビィ、オレクサンダー・ドジャデヴィチ、ヤロスラヴ・ビレツキー 、イワン・ ティシコ、オレクサンダー・オサドッチイ、オレクサンダー・ シデリニコフ、サシャ・ルサコフ、デニス・グルバ

スタッフ
監督:ミロスラヴ・スラボシュピツキー
製作:ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ、イヤ・ミスリツカ
脚本:ミロスラヴ・スラボシュピツキー
撮影:ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ
プロダクションデザイン:ヴラド・オドゥデンコ
衣装デザイン:アレナ・グレス
編集:ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ

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