劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班
2021年東京。高速道路で起きたハイヤーの暴走事故で政府高官が死亡する。三枝(坂口健太郎)が所属する警視庁・長期未解決事件捜査班は、この事故が仕組まれた事件の可能性もあるとみていた。一方、2009年の東京でも政務官の交通事故死が頻発し、警察は事故として処理するが、大山(北村一輝)だけは違うのではないかと考えていた。そして23時23分、つながるはずのない無線機が鳴り始める。
劇場版 奥様は、取扱い注意
ある出来事で記憶喪失になった伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、夫の勇輝(西島秀俊)と共に桜井久実と裕司に名を変え、地方都市の珠海市で新しい生活を送っていた。ここは新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘でにぎわう一方、海を守ろうとする開発反対派と市長ら推進派の争いが激しさを増していた。さらに開発の裏で、国家レベルの陰謀がうごめいていた。
異動辞令は音楽隊!
捜査一課で現場一筋の警部補・成瀬司(阿部寛)は、犯人逮捕のためには手段を選ばない鬼刑事で部下にも厳しく、捜査を理由に一人娘・法子(見上愛)との約束も破ってしまうような仕事人間だった。高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が次々に発生する中、疑わしい人物を令状もなく捜査するといった強引な行動により、彼は上司から異動を命じられる。刑事部内での異動だろうと軽く考える司だったが、異動先は広報課の「音楽隊」だった。
ばるぼら
「白痴」「ブラックキス」の手塚眞監督が、父・手塚治虫が大向け漫画として発表した異色作を、主演に稲垣吾郎と二階堂ふみを迎えて実写映画化したエロティック・ドラマ。人気小説家が、偶然出会った謎のフーテン少女の存在によって創作意欲を掻き立てられる一方、次第にその怪しげな魅力に溺れ、破滅していくさまを描く。
キャラクター
漫画編集者・原作者の長崎尚志のオリジナル企画を菅田将暉とSEKAI NO OWARIのFukaseの主演で映画化したサスペンス・スリラー。画力はあるが悪役が描けずにくすぶる漫画家が、一家殺人事件の真犯人を主人公にした作品で成功を手にする危険な共犯関係の行方を描く。監督は「帝一の國」の永井聡。 画力はあるものの悪役キャラクターを描くことができずに万年アシスタントに甘んじていた山城圭吾は、スケッチに向かった先で一家殺人事件の現場に遭遇し、犯人の顔を目撃してしまう。そのことを警察の取り調べで伏せた山城は、自分だけが知る犯人を基に生み出した殺人鬼のキャラクター“ダガー”を主人公にサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットを飛ばして売れっ子漫画家となるのだったが…。
千夜、一夜
ある離島の港町に暮らす、登美子(田中裕子)。30年前に行方をくらませたままの夫がいる彼女は、彼がいなくなった理由や生死もわからない中で、その帰りを待ち続けていた。漁師の春男(ダンカン)から思いを寄せられているものの、その気もなかった。あるとき、登美子は2年前に失踪した夫・洋司(安藤政信)を捜す奈美(尾野真千子)と知り合い、街中で洋司の姿を目にする。
MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
とある広告代理店に勤める吉川朱海(円井わん)は、大手広告代理店へ転職することを決めているが、プライベートも後回しになるほど仕事に追われていた。ある月曜日の朝、彼女は後輩二人組から「僕たち、同じ1週間を繰り返しています!」と言われ、やがてほかの社員たちもタイムループの中に閉じ込められていることを確信する。しかし、脱出の鍵を握る永久部長(マキタスポーツ)はそのことに気付く気配がない。社員たちのさまざまな思いが交錯する中、彼らはチームプレーで異常事態からの脱出を目指す。
楽園
12年前、青田に囲まれたY字路で幼女の誘拐事件が発生した。事件が起こる直前までその幼女といたことで心に傷を負った紡(杉咲花)は、祭りの準備中に孤独な豪士(綾野剛)と出会う。そして祭りの日、あのY字路で再び少女が行方不明になり、豪士は犯人として疑われる。1年後、Y字路へ続く集落で暮らす養蜂家の善次郎(佐藤浩市)は、ある出来事をきっかけに、村八分にされてしまう。
新解釈・三國志
今からおよそ1800年前、後漢王朝滅亡後の中国では、魏・蜀・呉の三国が分立していた。乱世の時代、蜀の武将である劉備(大泉洋)が多くの配下を従え人々の平和のために立ち上がる。諸国の武将たちがしのぎを削る中、天下統一を成し遂げるべく南下してきた曹操(小栗旬)率いる魏軍80万を、劉備と孫権(岡田健史)率いる蜀・呉の連合軍3万が迎え撃つ「赤壁の戦い」が起きる。 『銀魂』シリーズやドラマ「今日から俺は!!」などの福田雄一が監督と脚本を務めた、中国の「三國志」を基にしたコメディー。覇権争いを繰り広げる魏、呉、蜀の武将たちがしのぎを削った時代を、福田監督の新解釈で描く。『探偵はBARにいる』シリーズや『こんな夜更けにバナナかよ
孤狼の血 LEVEL2
広島県警呉原東署刑事二課の日岡秀一(松坂桃李)は、マル暴の刑事・大上章吾に代わり、広島の裏社会を治めていた。しかし、上林組組長の上林成浩(鈴木亮平)が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れ始める。上林の存在と暴力団の抗争や警察組織の闇、さらにはマスコミのリークによって、日岡は追い詰められていく。
るろうに剣心 最終章 The Final
“人斬り抜刀斎”の異名で知られた緋村剣心(佐藤健)は、日本転覆を企てた志々雄真実と死闘を繰り広げた後、神谷道場でのどかに生活していた。あるとき、東京の中心部を何者かが連続して攻撃し、剣心と仲間たちにも危険が及ぶ。その事件は、剣心の過去と頬に刻まれた十字傷の謎に関わっていた。 和月伸宏のコミックを原作にしたアクションシリーズの最終章である2部作の第1弾。志々雄真実との死闘後、穏やかに暮らしていた緋村剣心たちに忍び寄る敵と、剣心の秘められた過去が明らかになる。監督は前3作に続いて大友啓史。主演の佐藤健をはじめ、武井咲、青木崇高、蒼井優、江口洋介らシリーズおなじみの俳優陣に加え、新田真剣佑が最凶の敵・雪代縁(えにし)役で出演する。 タイトル
るろうに剣心 最終章 The Beginning
動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダー桂小五郎のもと暗殺者として暗躍。血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎(ひむらばっとうさい)と恐れられていた。ある夜、緋村は助けた若い女・雪代巴(ゆきしろともえ)に人斬りの現場を見られ、口封じのため側に置くことに。その後、幕府の追手から逃れるため巴とともに農村へと身を隠すが、そこで、人を斬ることの正義に迷い、本当の幸せを見出していく。しかし、ある日突然、巴は姿を消してしまう。<十字傷>に秘められた真実がついに明らかになる−
愛なき森で叫べ
1995年。愛知県から東京に来たシン(満島真之介)は、仲間の自主映画制作に参加する。出演を依頼された引きこもりの美津子(鎌滝えり)は、村田(椎名桔平)という男から「10年前に借りた50円を返したい」という電話をもらう。一方、妙子(日南響子)から村田が詐欺師であることを聞いたシンたちは、彼を主人公にした映画を撮ろうとする。 『冷たい熱帯魚』や『新宿スワン』シリーズなどの園子温監督が、実際の事件から着想を得た犯罪サスペンス。冷酷な詐欺師に関わる人々に降り掛かる惨劇を描き出す。主人公の狂気に満ちた詐欺師をドラマ「刑事のまなざし」などの椎名桔平が演じ、『君が君で君だ』などの満島真之介、『桜姫』などの日南響子のほか、鎌滝えり、でんでんらが共演する。 タイトル
月の満ち欠け
小山内堅(大泉洋)は愛する家族と幸せに暮らしていたが、予期せぬ事故で妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃を同時に亡くす。深い悲しみに暮れる彼のもとに、ある日三角哲彦(目黒蓮)と名乗る男がやって来る。彼は瑠璃が、事故当日に面識のないはずの自分を訪ねようとしていたことや、かつて自分が愛した女性・正木瑠璃(有村架純)との思い出を話しだす。
カメの甲羅はあばら骨
本音をあばら骨の中に隠し、さえない学校生活を送る高校2年生のカメ田カメ郎。そんな彼にとって、自分とは対照的に陽気なクラスメートのカエル川エル隆は唯一気を許せる存在だった。一方のカエル川は、あるきっかけから生徒会長を目指す学園のスター、ライオン寺ライ王らのグループの目に留まり、生徒会副会長になるよう打診される。そばにいた親友が彼らの仲間入りをしたことに、カメ田は複雑な気持ちを抱く。
そして、バトンは渡された
2019年の本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名ベストセラーを永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で映画化した感動ドラマ。それぞれ血の繋がらない2組の親子を主人公に、複雑な境遇でも大人たちの愛を受けて前向きに成長していくヒロインの姿を描く。監督は「ブタがいた教室」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。 泣き虫の小学生みぃたんは実の父が仕事でブラジルに旅立ってしまい、義理の母・梨花と日本で2人暮らし。美しくて自由奔放な梨花だったが、みぃたんには深い愛情を注いでいた。一方、料理上手な義理の父・森宮さんと2人暮らしをしている高校生の優子。複雑な生い立ちもあまり気にすることなく、今は卒業式に向けピアノを猛特訓中だったが…。
ドロステのはてで僕ら
雑居ビルの2階でテレビからの声に気づいたカトウ(土佐和成)は、画面を見ると自分の姿があり、自分は2分後のお前だといわれる。ぼう然とするカトウは、2階の部屋と1階のカフェが2分の時差でつながっていることを知る。やがて“タイムテレビ”の存在がわかると、周囲の人々はもっと先のことまで見ることができないかと考える。 劇団「ヨーロッパ企画」代表・上田誠監督の短編映画『ハウリング』をリブートした長編作。2分先の未来が見えるテレビをめぐって騒動が巻き起こる。主演の土佐和成をはじめとする劇団員のほか、ドラマ「歌舞伎町弁護人
軍艦少年
長崎・軍艦島の見える街に暮らす高校生の坂本海星(佐藤寛太)と、小さなラーメン屋を営む父親の玄海(加藤雅也)。最愛の母を亡くした海星はささいなことでけんかを繰り返し、妻に先立たれた玄海は酒浸りの日々を過ごしていた。大切な家族を失った喪失感と向き合えない父子が互いにいがみ合う中、海星が大きなトラブルに巻き込まれてしまう。 映像化もされた「ガキ☆ロック」や「ギャングキング」などで知られる柳内大樹の青春漫画を実写映画化。長崎・軍艦島が見える街を舞台に、大切な家族を失った父子の喪失と再生を描く。ドラマ「おっさんずラブ」シリーズの演出などに携わってきた Yuki Saito
嘘八百 京町ロワイヤル
かつて堺で千利休の幻の茶器をめぐって大勝負に挑んだ古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)は、思いがけず京都で再会する。彼らは、そこで出会った着物美人の志野(広末涼子)の思いにほだされ、武将茶人・古田織部の幻の茶器にまつわる人助けをすることになる。そして有名古美術店や大御所鑑定家、陶芸王子、テレビ番組を巻き込んでいく。
エゴイスト
東京の出版社で、ファッション誌の編集者として働く浩輔(鈴木亮平)。自由気ままな日々を送る彼だが、14歳で母を失い、田舎町でありのままの自分を隠しながら思春期を過ごした過去があった。ある日彼は、シングルマザーである母親を支えながら働く、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い、惹(ひ)かれ合っていく。亡き母への思いを抱える浩輔は、母親に寄り添う龍太に手を差し伸べ、彼を愛する日々に大きな幸せを感じる。あるとき浩輔は、龍太とドライブの約束をするが、龍太はいつまでたってもやってこなかった。