1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。
横浜のランドマークタワーで爆発事故が発生し、救命救急医の喜多見幸太(鈴木亮平)率いる救命医療チーム「TOKYO MER」が出動。しかし、危険を顧みずに救助に向かおうとする喜多見に対し、厚生労働大臣が新設した「YOKOHAMA MER」の医師・鴨居友(杏)は安全な場所で待つべきだと反論する。一方、地上70階に取り残された193名の中には、妊娠中の喜多見の妻・千晶(仲里依紗)がいた。
かつてすご腕の殺し屋ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)とある任務でコンビを組んでいたボディガードのマイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)。ある日、休暇でくつろぐ彼の前にダリウスの妻ソニア(サルマ・ハエック)が現れ、マフィアに捕まったダリウスを救出すべくソニアはマイケルを連れ去る。ダリウスの奪還には成功したものの、3人は謎のサイバーテロに立ち向かうはめになってしまう。 すご腕の殺し屋を護衛することになったボディガードを描く『ヒットマンズ・ボディガード』の続編。ボディガードと殺し屋、そして殺し屋の妻が、謎のサイバーテロから世界を救うために奮闘する。監督は前作に続き『エクスペンダブルズ3
第1次世界大戦後の1924年、イギリス。その日はメイドたちが年に一度の里帰りを許された「母の日」だったが、ニヴン家に仕える身寄りのないジェーン(オデッサ・ヤング)に帰る家はなかった。そんなとき、秘密の恋の相手でアプリィ家の跡継ぎであるポール(ジョシュ・オコナー)からアプリィ邸に招かれる。婚約者のいる彼とつかの間の逢瀬を楽しんだ後、ニヴン家に戻ったジェーンを衝撃的な知らせが待ち受けていた。やがて小説家になった彼女は、二度と戻ることができない特別な一日を回想する。
ヤクザの若頭の村田恭次(松田凌)と彼の右腕の大友一平(和田琢磨)は、抗争中に幕末にタイムスリップしてしまう。そこで恭次は自分にうり二つの坂本龍馬(松田凌)と出会うが、龍馬を狙う一味に襲撃をうけ、恭次をかばった龍馬が命を落とす。恭次は龍馬に代わり、妻のおりょう(剛力彩芽)や土佐藩士の中岡慎太郎(赤澤燈)に支えられながら国のために力を尽くす。
2年前に妻を亡くした70歳の大吉(立川志の輔)は、友人たちに囲まれ、飼い猫のタマの散歩と妻が残したレシピノートの作成が日課の自由気ままな生活を楽しんでいた。だが、親しい友人が亡くなり、自身の体にも変調を覚えた矢先、タマがどこかに行ってしまう。 ドキュメンタリー番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」などで知られる動物写真家・岩合光昭の映画初監督作。ねこまきの人気コミックを基に、猫と暮らす70歳の元教師が、親しい友人の死や自身の体の不調などに直面するさまを描く。周囲から頼られる存在だが家では猫の言いなりな元教師を、映画初主演となる落語家の立川志の輔が演じる。ヒロインは、NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」などの柴咲コウ。 原題 ねことじいちゃん 上映時間
1970年、ロンドン。勉強し直すべく大学に入学したサリー・アレクサンダー(キーラ・ナイトレイ)は、女性解放運動の活動家ジョー・ロビンソン(ジェシー・バックリー)に出会う。ジョーの所属団体では、ミスコンテスト「ミス・ワールド」の開催を阻止するため奔走していた。そのころ、ミス・ワールドに参加するためカリブ海の島国グレナダからやって来たジェニファー・ホステン(ググ・ンバータ=ロー)は、白人の出場者が注目される現実に複雑な感情を抱く。それぞれの思いが交差する中、ついに開催当日を迎える。
ビジネスマンとして成功を収めるウィル(ジェラルド・バトラー)は、妻のリサを実家へと送る途中でガソリンスタンドに寄るが、そこで彼女がこつ然と姿を消してしまう。ウィルは誘拐だと直感して警察に通報するが、荒っぽい言動からウィルによる家庭内暴力や犯行を疑われてしまう。ウィルは防犯カメラの映像からリサに話しかける男の姿を見つけ、一人でリサと男を追う。
仮想通貨企業のCEO・ポールは、引退して老人ホームに入居している父・ロバートの面会に向かう。だが、最新鋭の武器で武装した集団がホームを襲撃してくる。ロバートが入居する老人ホームは元CIA工作員たちのついのすみかとなっており、武装グループはホームの占拠、6億ドル分もの仮想通貨、自分たちと因縁のあるロバートの命を求めていた。
深夜の街でゴミ回収車を走らせる、クリーン(エイドリアン・ブロディ)と呼ばれる男。廃品や廃屋の修繕修理を趣味にする寡黙な彼だが、その正体はすご腕の殺し屋だった。あるとき、心を通わせる少女ディアンダが麻薬ギャングに連れ去られ、彼女の救出に向かったクリーンはギャングを徹底的に痛めつける。しかし、その中にギャングを率いるマイケルの息子がいたことから、一転して追われる身に。警察とも癒着するマイケルの組織に追い詰められたクリーンは、銃を手に反撃に挑む。
第二次世界大戦の末期。イギリス政府に“敵地の偵察”を命じられた英雄のウォレス。冷徹な上司 ノーウッド大尉や凄腕の狙撃手 ディーガンらと共に敵地に向かうが、ナチス軍の猛攻を受けた彼らの輸送機は不時着してしまう。窮地を切り抜けたのも束の間、ノーウッドの口から告げられたのは“本当の任務は奪われた核兵器の資料を奪還することであり、その結果に関わらず、数時間後には一帯が空爆される”という絶望的な事実だった。 原題 WOLVES OF WAR 上映時間 86分 製作国 イギリス 製作年度 2022年 公開日 – 監督 ジャイルズ・アルダーソン 出演者 エド・ウェストウィック、ルパート・グレイヴス、マット・ウィリス、サム・ギッティンズ、ジャック・パール
イチケイこと東京地方裁判所第3支部第1刑事部に在籍していた、裁判官の入間みちお(竹野内豊)。2年前に岡山県瀬戸内へと異動した彼は、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当する。だが、事件と関連するイージス艦衝突事故を調べるも航海内容が国家機密扱いになっており、裁判所主導で検証を行える職権発動も適用できない。一方、入間の相棒だった坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の他職経験制度のもと弁護士として隣町で働き、地元企業をめぐる事件に携わっていた。
元海兵隊員のウィリアム・ダンカンは、戦いから離れ妻と娘のキャサリンと3人で平穏な暮らしを送っていた。ある日、ウィリアムは立ち寄った料理店でギャングの無差別殺戮に遭い、愛娘を目の前で惨殺されてしまう。ウィリアムの必死の反撃により主犯格のダニーは駆け付けた警察に逮捕されるが、証拠不十分で相応しい裁きを受けることはないという。これを知ったウィリアムは、釈放されたダニーを怒りに任せて手にかけるのだが…。 原題 VENDETTA 上映時間 96分 製作国 アメリカ 製作年度 2022年 公開日 – 監督 ジャレッド・コーン 出演者 ブルース・ウィリス、トーマス・ジェーン、クライヴ・スタンデン、テオ・ロッシ、ジャッキー・ムーア
弁護士の城戸章良(妻夫木聡)は、かつての依頼者である谷口里枝(安藤サクラ)から亡き夫・大祐(窪田正孝)の身元調査を依頼される。離婚歴のある彼女は子供と共に戻った故郷で大祐と出会い、彼と再婚して幸せな家庭を築いていたが、大祐が不慮の事故で急死。その法要で、疎遠になっていた大祐の兄・恭一(眞島秀和)が遺影を見て大祐ではないと告げたことで、夫が全くの別人であることが判明したのだった。章良は大祐と称していた男の素性を追う中、他人として生きた男への複雑な思いを募らせていく。
ヘアメイクアーティストである親友のつぐみ(玄理)から好きな男がいると聞かされた、モデルの芽衣子(古川琴音)。だが、その男が元恋人の和明(中島歩)だと知る(第1話『魔法(よりもっと不確か)』)。芥川賞を受賞した大学教授・瀬川(渋川清彦)に落第させられた大学生・佐々木(甲斐翔真)は、復讐(ふくしゅう)を企てる(第2話『扉は開けたままで』)。高校時代の友人である夏子(占部房子)とあや(河井青葉)が、20年ぶりに仙台で再会。当時のことで盛り上がるが、徐々にすれ違っていく(第3話『もう一度』)。
30歳になったユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)は人生の方向性が定まらず、これまでさまざまな才能を無駄にしてきた。一方、年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、最近は家庭を持ちたがっている。ある夜、招待されていないパーティーに紛れ込んだ彼女は、若く魅力的な青年アイヴィンと惹(ひ)かれ合う。その後アクセルと別れ、新たな恋に踏みだしたユリヤは、その恋に人生の新たな展望を見いだそうとする。
ある日、グラハム家の家長エレンがこの世を去る。娘のアニーは、母に複雑な感情を抱きつつも、残された家族と一緒に葬儀を行う。エレンが亡くなった悲しみを乗り越えようとするグラハム家では、不思議な光が部屋を走ったり、暗闇に誰かの気配がしたりするなど不可解な現象が起こる。
ショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)が、ニューヨークの古ぼけたペットショップに足を踏み入れると、どこからか魅惑的な歌声が聞こえてくる。彼は歌っていたワニのライルを相棒にしようとするものの、ライルがステージ恐怖症だとわかり、去って行く。その後ライルは一匹で長い時間を過ごしていたが、ある日ライルが隠れ住んでいた家に、一人の少年と家族が引っ越してくる。
特別捜査官のジャスティン(ケヴィン・ディロン)はシークレットサービスを追われ、監視室(ワイヤー・ルーム)での任務に就く。彼は定年退職間近の上級特別捜査官シェーン(ブルース・ウィリス)から、カルテルに武器を密輸しているエディー(オリヴァー・トレヴェナ)の監視を言い渡される。シェーンはエディーが持つ汚職捜査官のリストを入手しようとしていたが、エディーが謎の武装集団に襲撃されてしまう。