村上佳菜子、『イップス』でフジ連ドラ初出演 自身とも重なる元フィギュアスケーター役に

 毎週金曜21時よりフジテレビ系で放送中の篠原涼子とバカリズムのW主演ドラマ『イップス』の第7話ゲストとして村上佳菜子の出演が決定した。

 本作は、“書けなくなってしまった”ミステリー作家と、“解けなくなってしまった”エリート刑事の絶不調なイップスバディが、時には助け合い、もがきながらもリスタートを目指すミステリーコメディー。

 村上が演じる皇真白は、元フィギュア日本代表でワールドフィギュア2連覇の実績もある天才フィギュアスケーター。現役時代は、フィギュア界に革命的な実績を残したことで“氷上のジャンヌダルク”という異名で呼ばれていた。現在は現役を引退し、真白も逸材と認める倉科吹雪(青山凌大)のコーチを務めているが、吹雪からはコーチ契約の解消を言い渡されている。真白自身は、あと少しで才能が開花するところまで成長している吹雪の指導を続けたいと思う一方、吹雪は美人コーチの奥森美音(清水くるみ)の色仕掛け指導にハマっていた。手塩にかけて育てた吹雪を大切な作品だと思っていた真白。自分以外には吹雪を育てられないと、フィギュアスケーターとしての彼を大切に思う繊細な役どころだ。

 複雑な感情から殺人に手を染めてしまう役を演じる村上は、3歳からアイススケートを始め、2009年のジュニアグランプリファイナル、2010年の世界ジュニア選手権で優勝。2013年の世界選手権では4位、2014年の四大陸選手権で優勝し、同年ソチ五輪日本代表に選出された。現役引退後はアイスショーへの出演や解説・振付・後進の育成に努めるほか、『めざまし8』(フジテレビ系)にコメンテーター出演するなど、タレント活動も開始。連続ドラマへの出演は『グッドワイフ』(2019年/TBS系)以来約4年ぶり、2作目。本作でフジテレビ連ドラ初出演を果たす。

村上佳菜子 コメント

演じた役について

オファーをいただいた瞬間びっくりしました。うれしい気持ちと私にできるかなぁという不安な気持ちと両方ありました。自分の本来のキャラとは異なる、少し大人で凜(りん)としたイメージの真白ですが、スケートに対する愛など、私自身と変わらない部分もありました。同じ“表現”でも、スケートとドラマでは全く違う表現力が必要で、皆さんにはご迷惑をかけてしまったと思います。篠原涼子さんは本当に優しくて、たくさん話しかけてくださいました。ユーモラスな表現と、シリアスな表現を間近で体験し、とっても勉強になりました。バカリズムさんとは、最初と最後のシーンでご一緒させていただきましたが、撮影終盤でお会いした際に、“最初のシーンの時と表情が違いますね”って言ってもらえたのが、すごくうれしかったです。

『イップス』の見どころ

絶対にやってはいけない…だけどそんな中にも、笑っちゃう場面や共感してしまう場面、そして感動も…。色んな感情が生まれるドラマだなと改めて感じました。私はドラマ出演がほぼ初めてでしたので、その世界観を壊していないか少し心配もありますが、オンエアを見るのがとても楽しみです!

■放送情報
『イップス』
フジテレビ系にて、毎週金曜21:00~21:58放送
出演:篠原涼子、バカリズム、渡辺大知、味方良介、足立英、勝村政信、角田晃広、矢本悠馬、染谷将太
第7話ゲスト:村上佳菜子、青山凌大、清水くるみほか
脚本:オークラ、森ハヤシ
演出:筧昌也
プロデュース:宮﨑暖
プロデューサー:熊谷理恵
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
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