アイダよ、何処へ?/Quo Vadis, Aida?

「サラエボの花」「サラエボ,希望の街角」のヤスミラ・ジュバニッチ監督が、ボスニア紛争末期に起きた戦後欧州最悪の残虐行為と言われる“スレブレニツァの虐殺”を描いた戦争ドラマ。女性を主人公に、セルビア人勢力の攻撃を逃れ、国連施設に殺到した避難民の運命を描く。主演は「鉄道運転士の花束」のヤスナ・ジュリチッチ。

ボスニア紛争末期、ムラディッチ将軍率いるセルビア人勢力がボスニア東部の街スレブレニツァに侵攻し、制圧する。やがて避難場所を求める2万人の市民が国連施設に殺到するが、ゲートの中に入れたのはごく一部で、周囲はあふれた人々で混乱状態に。そんな中、国連保護軍の通訳として働くアイダは、夫と2人の息子を施設内に招き入れるためにあらゆる手を尽くすが…。

原題:アイダよ、何処へ?/Quo Vadis, Aida? / 製作国:ボスニア、ヘルツェゴビナ、オーストリア・ルーマニア、オランダ、ドイツ、ポーランド、フランス、ノルウェー、トルコ / 製作年:2020年 / 日本公開日:2021年9月17日 / 上映時間:101分 / 映倫:PG12

キャスト
ヤスナ・ジュリチッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ボリス・イサコヴィッチ、ヨハン・ヘルデンベルグ、レイモント・ティリ、ボリス・レール、ディノ・ブライロヴィッチ、エミール・ハジハフィズベゴヴィッチ、エディタ・マロヴチッチ

スタッフ
監督:ヤスミラ・ジュバニッチ
製作:ダミル・イブラヒモビッチ、ヤスミラ・ジュバニッチ
製作総指揮:マイク・グッドリッジ
脚本:ヤスミラ・ジュバニッチ
撮影:クリスティーン・A・メイヤー
美術:ハンネス・ザラート
衣装:マウゴザータ・カルピウク、エレン・レンス
編集:ヤロスワフ・カミンスキ
音楽:アントニー・コマサ=ラザルキービッツ

dood字幕