罪と女王

罪と女王

『ザ・コミューン』で第66回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞したトリーヌ・ディルホムが、義理の息子となった17歳の少年を相手に許されぬ過ちを犯しながらも、仕事と家庭に危機が及ぶとみるや、保身のためには残酷な選択もいとわない非情な女弁護士を演じた衝撃の問題作。監督は本作が長編2作目のマイ・エル=トーキー。

敏腕弁護士として児童保護の案件を扱い、家庭では優しい医師の夫と幼い双子の娘に囲まれているアンネは、夫と前妻の息子でスウェーデンの学校にいた17歳のグスタフがトラブルを起こして退学になったことを知る。グスタフをデンマークに連れ帰ったアンネは、暴力的な彼を正しい方向に導き家族として迎え入れようと励む。二人は次第に距離を縮めていくが、親密になった果てに性的な関係に陥る…。

別題:クィーン・オブ・ハーツ(英語題) / 原題:Dronningen、QUEEN OF HEARTS / 製作国:デンマーク、スウェーデン / 製作年:2019年 / 日本公開日:2020年6月5日 / 上映時間:127分 / 映倫:R15+

キャスト
トリーヌ・ディルホム、グスタフ・リンド、マグヌス・クレッペル、スティーヌ・ギルデンケアネ、プレーベン・クレステンセン

スタッフ
監督:マイ・エル=トーキー
製作:キャロライン・ブランコ、ルネ・エズラ
製作総指揮:ヘンリク・ツェイン
脚本:マレン・ルイーズ・ケーヌ、マイ・エル=トーキー
撮影:ヤスパー・J・スパンニング
プロダクションデザイン:ミア・ステンスゴード
衣装デザイン:レベッカ・リッチモンド
編集:ラスムス・ステンスゴード・マドセン
音楽:ヨン・エクストランド

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