トイレのピエタ
手塚治虫が死去する直前のアイデアを原作とし、RADWIMPSヴォーカルの野田洋次郎と「繕い裁つ人」の杉咲花共演で贈る、青春ラブストーリー。余命3カ月を宣告された青年が、偶然知り合った少女との交流を通して、生きる喜びや輝きを見出していく姿を描く。ドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」で高い評価を受けた松永大司監督の初の長編劇映画。
「今一緒に死んじゃおっか?」余命3ヵ月と告げられた宏(野田洋次郎)は、出会ったばかりの女子高生・真衣(杉咲花)から、そう誘われる。バイクの後ろに彼女を乗せてスピードを上げるが、そのまま死ぬことはできなかった。画家への夢を諦めてフリーター生活を送っていた宏にとって、ただやり過ごすだけだったこの夏。それが人生最期の夏に変わってしまった時、立ちはだかるように現れた真衣。「あのさ、背の低い子とキスする時はどうするの?」純粋な真衣に翻弄されながらも、二人は互いの素性も知らないまま、反発しながらも惹かれ合っていく…。
製作国:日本 / 製作年:2015年 / 日本劇場公開日:2015年6月6日 / 上映時間:120分 / 映倫:G
キャスト
野田洋次郎、杉咲花、リリー・フランキー、市川紗椰、古舘寛治、森下能幸、澤田陸、MEGUMI、岩松了、大竹しのぶ、宮沢りえ
スタッフ
監督:松永大司
製作:高橋敏弘、巖本博、和田倉和利、善木準二、岡田哲、小川昭、清水英明
エグゼクティブプロデューサー:吉田剛、江守徹
プロデューサー:小川真司、甘木モリオ
原作:松永大司
原案:手塚治虫
脚本:松永大司
撮影:池内義浩
美術:愛甲悦子
編集:宮島竜治
キャスティング:杉野剛
音響効果:朝倉三紀子
音楽:茂野雅道
主題歌:野田洋次郎『ピクニック』