水曜日が消えた
『星ガ丘ワンダーランド』などの中村倫也が主演を務める異色のドラマ。曜日ごとに人格が入れ替わる青年の姿を、火曜日の人格の視点で描く。『スクラップ スクラッパー』などの吉野耕平が監督・脚本・VFXを手掛け、ドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」などの石橋菜津美、『グッド・ストライプス』などの中島歩のほか、休日課長、深川麻衣、きたろうらが共演した。
ニワトリ★スター
『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』などの井浦新が主演を務めた異色作。風変わりなアパートを舞台に、井浦演じる主人公や、彼と共に自堕落に過ごす相棒らによる群像劇が繰り広げられる。共演は『キセキ -あの日のソビト-』などの成田凌、モデルの紗羅マリーら。監督は、田中雄一郎名義で『ハブと拳骨』や『殴者 NAGURIMONO』などに携わってきたかなた狼。
菊とギロチン
『ヘヴンズ ストーリー』などの瀬々敬久が監督を務め、第1次世界大戦終結後の大正時代を舞台に描くパワフルな一作。女性力士と平等な社会を目指すアナキストたちの不思議な縁を中心に、色恋沙汰やアクションに社会批判などを詰め込んで活写する。『GONIN サーガ』などの東出昌大と、オーディションで選出された木竜麻生が出演。共演に『んで、全部、海さ流した』などの韓英恵、『下衆の愛』などの渋川清彦、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』などの井浦新らが名を連ねる。
モエカレはオレンジ色
玉島ノンによる少女漫画を実写映画化。学校生活になじめない孤独な女子高生と、シャイで真面目な消防士が織り成す不器用な恋模様を描く。『一週間フレンズ。』などの村上正典がメガホンを取り、『ピーチガール』などの山岡潤平が脚本を担当。アイドルグループ「Snow Man」の岩本照が主人公、ドラマ「おしゃれの答えがわからない」などの生見愛瑠がヒロインを演じるほか、鈴木仁、上杉柊平、藤原大祐、永瀬莉子らが共演する。
東京卍リベンジャーズ
和久井健のコミック「東京卍リベンジャーズ」の実写映画化シリーズで、エピソード「血のハロウィン編」を2部作で描いたSFアクションの後編。亡くなった恋人の運命を変えるために過去に戻った主人公が、その原因となった東京卍會結成メンバーたちの争いを終わらせようとする。主人公を『とんかつDJアゲ太郎』などの北村匠海が演じ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、吉沢亮などが出演。監督を務めるのは、本シリーズや『映画 おそ松さん』などの英勉。
わが母の記
「敦煌」「天平の甍」などで知られる小説家・井上靖が自身の家族とのきずなを基に著した自伝的小説「わが母の記」を、『クライマーズ・ハイ』などの原田眞人監督が映画化した家族ドラマ。老いた母親との断絶を埋めようとする小説家の姿を映し、母の強い愛を描いていく。主人公の小説家には役所広司、母には樹木希林、そして小説家の娘に宮崎あおいがふんし、日本を代表する演技派俳優たちの共演に期待が高まる。
ブラックナイトパレード
『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズの原作などで知られる中村光のコミックを、『AWAKE』などの吉沢亮主演で実写映画化。何をやっても駄目な青年がクリスマスを裏で運営する謎の会社にスカウトされ、ブラックサンタとして働き始める。中村原作の『聖☆おにいさん』シリーズなどの福田雄一がメガホンを取り、『小説の神様 君としか描けない物語』などの鎌田哲生が福田と共同で脚本を担当。共演には福田監督作『銀魂』シリーズなどの橋本環奈、『坂道のアポロン』などの中川大志、『ブレイブ -群青戦記-』などの渡邊圭祐らがそろう。
東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-
和久井健のコミック「東京卍リベンジャーズ」の実写映画化シリーズで、エピソード「血のハロウィン編」を2部作で描いたSFアクションの後編。亡くなった恋人の運命を変えるために過去に戻った主人公が、その原因となった東京卍會結成メンバーたちの争いを終わらせようとする。主人公を『とんかつDJアゲ太郎』などの北村匠海が演じ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、吉沢亮などが出演。監督を務めるのは、本シリーズや『映画 おそ松さん』などの英勉。
老ナルキソス
『片袖の魚』などの東海林毅監督が、レインボー・リール東京など数々の映画祭で高い評価を得た自身の短編を長編映画化。自らの老いに直面するゲイでナルシストの絵本作家と、男性を相手にする美青年の交流を通し、同性愛者たちの葛藤を描く。『太陽』などの田村泰二郎が絵本作家、『国民の選択』などの水石亜飛夢が青年を演じ、『サクセス荘』シリーズなどの寺山武志、『渋谷シャドウ』などの田中理来のほか、モロ師岡、津田寛治、村井國夫らが出演する。
リング・ワンダリング
『ファンファーレが鳴り響く』などの笠松将が主演を務めるファンタジードラマ。ケガをした女性を助けた漫画家志望の青年が、彼女とその家族との出会いなどを通して過去と現在が交錯する不思議な体験をする。メガホンを取るのは『アルビノの木』などの金子雅和。『ソローキンの見た桜』などの阿部純子、『函館珈琲』などの片岡礼子、『愛しのアイリーン』などの品川徹のほか、田中要次、安田顕、長谷川初範が出演する。
宮松と山下
『八芳園』『どちらを』などを手掛けてきた佐藤雅彦、関友太郎、平瀬謙太朗から成るユニット「5月」が監督・脚本などを務めたドラマ。エキストラ専門の俳優として、日々作品の中で殺され続ける男の生活を描く。殺されてばかりの端役に取り組む主人公を『トウキョウソナタ』などの香川照之が演じ、『ONODA 一万夜を越えて』などの津田寛治、『転校生』などの尾美としのり、『ストロベリーショートケイクス』などの中越典子らが共演する。
HOMESTAY
森絵都の小説「カラフル」を原作にしたファンタジー。死んでしまった高校生の体に乗り移った魂が、彼の死の原因を探っていく。監督を務めるのは『ジオラマボーイ・パノラマガール』などの瀬田なつき。アイドルグループ「なにわ男子」のメンバーでもあるドラマ「年下彼氏」などの長尾謙杜、『ひらいて』などの山田杏奈、ドラマ「チア☆ダン」などの八木莉可子らが出演する。
最後まで行く
日本では2015年に公開された韓国映画『最後まで行く』をリメイクしたクライムサスペンス。裏金作りに関わる刑事が、ある事故を起こしたことをきっかけに次々と災難に見舞われる。メガホンを取るのは『余命10年』などの藤井道人。『ヘルドッグス』などの岡田准一、『ヤクザと家族 The Family』などで藤井監督と組んだ綾野剛が出演する。
レッド・シューズ
シングルマザーのボクサーと娘の絆を描いたヒューマンドラマ。ある事情により娘と暮らせなくなった主人公が、娘を取り戻すために再起を懸けてリングに上がる。『リトル・マエストラ』などの雑賀俊朗が監督を務め、地元である北九州でオールロケを敢行。窮地に立たされた主人公をドラマ「ランウェイ24」などの朝比奈彩が演じ、『おいしい給食』シリーズなどの市原隼人、雑賀監督作『カノン』にも出演した佐々木希のほか、森崎ウィン、観月ありさ、松下由樹らが共演する。
いつか、いつも……いつまでも。
『西の魔女が死んだ』などの長崎俊一監督によるラブストーリー。図らずも同じ家で暮らすことになった男女の恋模様と、家族のつながりを描く。長崎監督作『少女たちの羅針盤』などで組んできた矢沢由美が脚本を担当。感情表現の苦手な主人公を『前田建設ファンタジー営業部』などの高杉真宙、思いも寄らない共同生活を通して自分自身を取り戻していくヒロインを『町田くんの世界』などの関水渚が演じる。
おそ松さん
赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」を原作にしたアニメ『おそ松さん』シリーズを、アイドルグループ「Snow Man」主演で実写映画化。松野家の六つ子の長男・おそ松が養子を申し込まれたのをきっかけに、それを認めない弟たちが自分が養子に選ばれようと争いを繰り広げる。監督は『賭ケグルイ』シリーズなどの英勉。松野家の6兄弟を向井康二、岩本照、目黒蓮、深澤辰哉、佐久間大介、ラウール、映画オリジナルキャラクターの3人を渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太が演じる。
かぞく
「同じ月を見ている」などの漫画で知られる、土田世紀の未完の絶筆作品を原作に描く人間ドラマ。現代の核家族の再生を描くとともに、家族とは何かを五つのエピソードを通して問いかける。『るろうに剣心』シリーズなどに携わってきた澤田石和寛が、澤寛名義で監督を手掛けている。『クレイジークルーズ』などの吉沢亮、『GOLDFISH』などの永瀬正敏、『罪の声』などの小栗旬、『デイアンドナイト』などの阿部進之介らが出演する。
TELL ME hideと見た景色
1998年に他界したロックミュージシャン・hideの実弟・松本裕士による著書を映画化。hideが遺(のこ)した音楽を世に送り出すため、パーソナルマネージャーだった裕士と協力者たちが奔走する。『今日も嫌がらせ弁当』などの塚本連平がメガホンを取り、『僕らのワンダフルデイズ』などの福田卓郎が共同で脚本を担当。ドラマ「屋根裏の恋人」などの今井翼が主人公を演じ、『hide 50th anniversary FILM JUNK STORY』でナレーションを務めた塚本高史、ミュージシャンのJUON、声優・俳優の津田健次郎らが共演する。
生きててごめんなさい
『新聞記者』シリーズなどの藤井道人がプロデュースなどを務めたドラマ。小説家になる夢を抱きながら出版社で働く青年と同居相手の女性の姿を通し、現代の日本の若者たちが抱える生きづらさを描く。監督・脚本は藤井とさまざまな作品で組んできた、ドラマ「アバランチ」などの山口健人。カップルを『広告会社、男子寮のおかずくん』シリーズなどの黒羽麻璃央と『少女邂逅』などの穂志もえかが演じるほか、松井玲奈、安井順平、冨手麻妙、飯島寛騎らが出演する。
七つの会議
「半沢直樹」シリーズなどで知られる作家・池井戸潤の小説を原作にしたミステリードラマ。部下によるパワハラ告発を機に起こる波乱をスリリングに映し出す。メガホンを取るのは、池井戸の原作のドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの演出を務めた福澤克雄。『のぼうの城』などの狂言師・野村萬斎、歌舞伎役者としても活動している香川照之、『相棒』シリーズの及川光博のほか、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也らが出演。