おまえの罪を自白しろ
政治家一族の次男・宇田晄司(中島健人)は起業に失敗し、やむなく政治スキャンダルの真っただ中にいる国会議員の父・清治郎(堤真一)の秘書として働く不本意な日々を過ごしていた。ある日、清治郎の孫が何者かに誘拐される。犯人は清治郎に身代金ではなく、「明日の夕方5時までに記者会見を開き、お前の罪を自白しろ」と要求。清治郎には決して明かすことができない、国家を揺るがす罪があった。口を閉ざす父と対立する晄司は、タイムリミットまでに真相を暴き、めいの命を救おうと奔走する。
エリザベート 1878
1877年のクリスマスイブ。オーストリア皇妃エリザベート(ヴィッキー・クリープス)は、40歳の誕生日を迎えた。ヨーロッパ宮廷一の美貌とうたわれた彼女は、自身のイメージを維持するために努力を重ねてきたが、厳格で形式的な公務に窮屈さを感じるようになる。そこでエリザベートは旧友たちを訪ねてイングランドやバイエルンへの旅に出る。
白鍵と黒鍵の間に
昭和63年、銀座のキャバレー。ジャズピアニストを夢見る博(池松壮亮)は店を訪れた男(森田剛)に「あの曲」をリクエストされ、「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏する。ところが、その曲をリクエストできるのは銀座一帯を牛耳るヤクザの会長・熊野(松尾貴史)だけで、演奏を許可されているのも会長がひいきにするピアニスト・南(池松壮亮)だけだった。博がその曲を演奏したことで、二人のピアニストの運命が大きく狂い始める。
花腐し
雨が降りしきる梅雨のある日、斜陽のピンク映画業界に生きる映画監督・栩谷(綾野剛)と、かつて脚本家を目指していた伊関(柄本佑)が出会う。二人は自分たちが愛した一人の女優・祥子(さとうほなみ)について語り始める。彼らがこだわってきた映画への夢が失われていく中、それぞれの人生が交わり始める。
リボルバー・リリー
大正末期の1924年。関東大震災からの復興で鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、活気にあふれた東京。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・小曽根百合は、いまは東京の花街の銘酒屋で女将をしていた。しかしある時、消えた陸軍資金の鍵を握る少年・慎太と出会ったことで、百合は慎太とともに陸軍の精鋭部隊から追われる身となる。
ひとりぼっちじゃない
他者とのコミュニケーションが苦手な歯科医師のススメ(井口理)。あるとき、彼はマッサージ店で働く宮子(馬場ふみか)に恋をする。部屋に鍵をかけなかったり、突然連絡が取れなくなったりと、とらえどころのない宮子だが、ススメは彼女と抱き合うことで自身を縛る自意識が消えていくように感じていた。自分を理解してくれる彼女の存在を喜ぶ一方で、謎の多い宮子を理解できずに悩むススメ。そこへ、宮子の友達である蓉子(河合優実)が現れ、彼女の身に起きた驚がくの出来事を彼に話す。 『スカイ・クロラ The Sky
ロードハウス/孤独の街
元UFCファイターのダルトン(ジェイク・ギレンホール)は、ある日、フロリダの小さな町にあるバー「ロードハウス」の用心棒の仕事を引き受ける。しかし、その町は冷酷な実業家(ビリー・マグヌッセン)によって支配されており、ダルトンは彼と対峙することになる。 今作は、1989年にパトリック・スウェイジ主演で製作された同名映画(邦題は『ロードハウス/孤独の街』)のリメイク版。『ボーン・アイデンティティ』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを取った。脚本はアンソニー・バガロッツィ(『ナイスガイズ!』)&チャック・モンドリー。 原題 ROAD HOUSE 上映時間 114分 製作国 アメリカ 製作年度 2024年 公開日 2024年3月21日公開 監督 ダグ・リーマン 出演者
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ
未解決のままとなっている弟の失踪事件を引きずったまま仕事を探していたマイク(ジョシュ・ハッチャーソン)は、廃虚化したピザレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員として働き始める。深夜の巡回中、彼は店内に放置された機械仕掛けのマスコットたちが動き出すのを目撃する。
ソウルフル・ワールド
ニューヨークでジャズミュージシャンを夢見ながら音楽教師をしているジョー・ガードナーは、ついに憧れのジャズクラブで演奏するチャンスを手にする。しかし、その直後に運悪くマンホールに落下してしまい、そこから「ソウル(魂)」たちの世界に迷い込んでしまう。そこはソウルたちが人間として現世に生まれる前にどんな性格や興味を持つかを決める場所だった。ソウルの姿になってしまったジョーは、22番と呼ばれるソウルと出会うが、22番は人間の世界が大嫌いで、何の興味も見つけられず、何百年もソウルの姿のままだった。生きる目的を見つけられない22番と、夢をかなえるために元の世界に戻りたいジョー。正反対の2人の出会いが冒険の始まりとなるが……。
名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)
世界中の警察が管理する防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」が、東京・八丈島の近海に建設される。そのころ、江戸川コナンも鈴木園子の招待で八丈島を訪れていた。ユーロポールの職員が黒ずくめの組織に殺害されたという情報がコナンにもたらされ、不穏に思ったコナンがパシフィック・ブイに向かうと、そこで黒ずくめの組織によるエンジニアの誘拐事件が発生する。 青山剛昌の人気コミックを原作とするアニメの劇場版第26弾。東京・八丈島近海に世界各国のエンジニアがとある計画のため集まる中、江戸川コナンたちに黒ずくめの組織が忍び寄る。ボイスキャストはコナンの声を担当する高山みなみのほか、山崎和佳奈や小山力也、林原めぐみなどが名を連ねる。 原題
悪魔がはらわたでいけにえで私
バンドを組んでいるハルカとナナ、タカノリは連絡のつかなくなった仲間のソウタの家へ向かう。家の窓ガラスには新聞紙が貼られ、部屋には普段の様子とは異なるソウタの姿があり、ナナが部屋の奥に貼られていた不気味なお札を外したことで、別の世界への扉が開かれてしまう。数か月後、別の世界でハルカは音楽プロデューサーのコウスケと出会い、ソウタの家を訪れることになる。
Gメン
ドラマ化もされた「ナンバMG5」シリーズなどで知られる小沢としおの青春漫画を映画化。女子に人気の男子校に転校したものの、問題児ばかり集うクラスに振り分けられた高校生を映し出す。『バイオレンスアクション』などの瑠東東一郎が監督、『凪待ち』などの加藤正人と「劇団鹿殺し」を共同で旗揚げした丸尾丸一郎が脚本を担当。ドラマ「すきすきワンワン!」などの岸優太が主演を務め、『ぐらんぶる』などの竜星涼、『破戒』などの矢本悠馬のほか、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭らが出演する。
岸辺露伴 ルーヴルへ行く
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの原作者・荒木飛呂彦による、実写ドラマ化もされた漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズを映画化。フランスのルーヴル美術館を舞台に、特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴が「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う。監督の渡辺一貴、脚本の小林靖子らドラマ版の制作陣が集結。露伴役の高橋一生、担当編集者・泉京香役の飯豊まりえのほか、『HOMESTAY(ホームステイ)』などの長尾謙杜、『46億年の恋』などの安藤政信、『乱暴と待機』などの美波、『LOVE LIFE』などの木村文乃らが出演する。
スクロール
橋爪駿輝の小説「スクロール」を実写化したドラマ。友人の死を機に生きることや愛することを見つめ直す青年や、彼がSNSにつづる思いに共鳴する女性など、4人の若者の姿を描く。監督は『CUBE 一度入ったら、最後』などの清水康彦。『東京リベンジャーズ』などの北村匠海、『FUNNY BUNNY』などの中川大志が主演を務め、『蜜蜂と遠雷』などの松岡茉優、『偶然と想像』などの古川琴音らが共演する。
パレード
この世から旅立った人々の視線で、残された者たちへの思いをつづるヒューマンドラマ。ある女性が、はぐれてしまった一人息子を捜すうちにさまざまな人々と出会い、自分がすでに死んでいることを知る。監督などを務めるのは『最後まで行く』などの藤井道人。『MOTHER マザー』などの長澤まさみ、『サイド バイ サイド 隣にいる人』などの坂口健太郎、『ヴィレッジ』などの横浜流星のほか、黒島結菜、田中哲司、寺島しのぶ、リリー・フランキーらがキャストに名を連ねる。
哀れなるものたち
『女王陛下のお気に入り』などのヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再び組み、スコットランドの作家アラスター・グレイによる小説を映画化。天才外科医の手により不幸な死からよみがえった若い女性が、世界を知るための冒険の旅を通じて成長していく。エマふんするヒロインと共に旅する弁護士を『スポットライト 世紀のスクープ』などのマーク・ラファロ、外科医を『永遠の門 ゴッホの見た未来』などのウィレム・デフォーが演じる。第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で金獅子賞を受賞。
「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ
吾峠呼世晴原作のコミックをアニメ化した「鬼滅の刃」シリーズの「刀鍛冶の里編」第11話と「柱稽古編」の第1話をスクリーン上映する劇場版。上弦の肆の鬼・半天狗との死闘を繰り広げる主人公・竈門炭治郎の活躍とともに、鬼舞辻無惨との決戦に向けた柱稽古の開幕を描く。アニメーション制作をufotable、監督を外崎春雄が担当。ボイスキャストを花江夏樹、鬼頭明里などが担当する。
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
ストリート・カーレースの世界に魅せられた若者の青春を描く人気シリーズの第3弾。ドリフト走行発祥の地である日本を舞台に、東京に転校してきたアメリカ人学生がエキサイティングなドリフト・レーシングの世界に身を投じていく。主演は『ジャーヘッド』のルーカス・ブラック。JJサニー千葉、『間宮兄弟』の北川景子ら、日本人キャストも多数登場。ドリフトの第一人者であるレーサー、土屋圭市をアドバイザーに招いて撮影された迫力のドリフト映像に注目だ。
ワイルド・スピードX2
日本製高性能スポーツカー(ライスロケット)を駆って公道を疾走するアメリカの若者のコミュニティを描いて大ヒットを記録したアクションの続編。主演は前作に引き続き『ロードキラー』のポール・ウォーカー。共演はモデル出身でラッパーのタイリース、日系人モデルのデヴォン青木、『トレーニング・デイ』のエヴァ・メンデス。監督は『シャフト』のジョン・シングルトン。前作以上の迫力のカー・バトルと全編を通して流れるラップ・ミュージックの融合は必見!
ハンガー・ゲーム0
スーザン・コリンズの小説を原作に描くサバイバルスリラー『ハンガー・ゲーム』シリーズの前日譚(たん)。後に独裁者となる青年スノーがいけにえの教育係に選ばれ、そのチャンスを生かしてのし上がろうとする。メガホンを取るのは『ハンガー・ゲーム2』からシリーズの監督を務めてきたフランシス・ローレンス。トム・ブライスのほか、『ウエスト・サイド・ストーリー』などのレイチェル・ゼグラー、ピーター・ディンクレイジらが出演する。 ハンガー・ゲームの第10回を記念し、