一月の声に歓びを刻め
ある年の正月の北海道・洞爺湖。かつて次女のれいこを亡くし、一人で暮らすマキ(カルーセル麻紀)の家に家族が集まるが、長女の美砂子(片岡礼子)はマキに対して複雑な感情を抱いていた。東京・八丈島。かつて交通事故で妻を亡くした牛飼いの誠(哀川翔)の娘・海(松本妃代)が、妊娠して5年ぶりに帰省する。大阪・堂島。れいこ(前田敦子)は数日前まで連絡を取り合っていた元恋人の葬儀のために故郷を訪れ、そこで橋から飛び降り自殺しようとしていた女性に出くわす。
PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~
郡司翔太(奥平大兼)は学校で「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」のポスターを見て、1学年上の田中達郎(鈴鹿央士)に連絡を取る。達郎はクラスメートの小西亘(小倉史也)も誘い、1チーム3人編成のロケットリーグにエントリーする。最初は全く息が合わないながらも次第に競技に夢中になっていった彼らは、東京で行われる決勝戦を目指して練習を重ねていく。 eスポーツに熱中する高等専門学校生の実話に着想を得て、『ロボコン』『のぼる小寺さん』などの古厩智之が監督を務めた青春ドラマ。学年や性格の違う3人の男子学生がeスポーツのチームを結成し、全国高校eスポーツ大会に向けて練習を重ねていく。チームを組む3人を『MOTHER
ULTRAMAN: RISING
野球界のスタープレイヤー、サトウ・ケンには地球を守るウルトラマンとしてのもう一つの顔があった。帰国した日本で試合に出場したケンの前に、突如、巨大怪獣ジャイガントロンが現れる。ケンはウルトラマンになって立ち向かうが、宿敵の子である赤ちゃん怪獣エミの世話を任せられる。ケンはエミを育てることで、父親との関係やウルトラマンであることの意味と向き合う。
BLAME!(ブラム)
ネット文明が極度に発達した世界。巨大な階層都市は増殖し続け、人類は防衛システム“セーフガード”に駆除・抹殺される存在になっていた。“電基漁師”の村人たちを救うべく、食糧を求めて旅に出た少女・づるだったが監視塔に見つかり、仲間を殺されてしまう。逃げる手段を失い追い込まれたづるの前に現れたのは、探索者の霧亥だった。
ゴールデンカムイ
明治時代後期の北海道。日露戦争に従軍した元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)は、一獲千金を夢見て砂金を採っていた際、アイヌ民族から奪われた金塊のうわさを知る。金塊を奪った男は投獄されたとき、その隠し場所を示す入れ墨を24人の囚人の体に彫って彼らを脱獄させ、彼ら全員の入れ墨によって一つの暗号が構成されているのだという。あるとき、ヒグマに襲われた杉元はアイヌの少女(山田杏奈)に救われる。アシリパという名前の彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、父の敵を討つため、金塊を追う杉元と行動を共にし始める。
FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023
1990年のデビューから歌手活動30年を越える福山雅治が、「FUKUYAMA MASAHARU LIVE@NIPPON BUDOKAN 2023 言霊の幸わう夏」と題したコンサートを2023年8月10日、12日、13日の3日間にわたって日本武道館で開催。新型コロナウイルスの影響で長く続いた観客の発声制限が解除されて最初の公演となった。白熱のステージとともに、音楽の道に進むことに憧れていた少年期の福山雅治の姿を俳優の柊木陽平が演じたドラマも映し出される。 福山雅治が2023年の夏に日本武道館で行ったコンサート「FUKUYAMA MASAHARU LIVE@NIPPON BUDOKAN 2023
春の画 SHUNGA
江戸時代に盛んに制作され、葛飾北斎の「蛸と海女」や喜多川歌麿の「歌満くら」など、江戸を代表する浮世絵師たちも描いた「春画」。明治時代にはわいせつ物として取り締まりの対象となったが、再評価の機運が高まり、2013年には大英博物館が世界初の大規模な春画展を開催。その後、東京と京都でも日本初の春画展が開かれた。 男女の交わりなどが描かれた日本のアート「春画」についてのドキュメンタリー。葛飾北斎や喜多川歌麿といった浮世絵師たちが手掛けた春画を映し出し、その技巧や表現など多彩な魅力に迫る。横尾忠則や会田誠といった美術家や研究者などが出演し、俳優の森山未來と吉田羊が朗読を担当。監督を『ペンダント イヴ』などの平田潤子が務める。 原題 春の画 SHUNGA
熱のあとに
小泉沙苗(橋本愛)はホストの望月隼人(水上恒司)を刺し殺そうとして逮捕され、出所後に林業に従事する小泉健太(仲野太賀)とお見合いで出会う。健太は沙苗の過去を受け入れ、二人は結婚。結婚生活が始まって間もないある日、ある秘密を抱える隣人、足立よしこ(木竜麻生)が現れる。 新宿で起きた殺人未遂事件にインスパイアを受けて製作されたドラマ。『リトル・フォレスト』シリーズなどの橋本愛が、ホストを巻き込む事件を起こした過去を持つ女性を演じる。過去を受け入れてくれた男性との平穏な結婚生活と、全てをささげたホストへの思いの間で翻弄(ほんろう)される主人公の愛を描く。監督は『小さな声で囁いて』などの山本英。共演は仲野太賀、木竜麻生、水上恒司など。
Civil War(原題)
舞台は、連邦政府から19の州が離脱したという近未来のアメリカ。国内で⼤規模な分断が進み、カリフォルニア州とテキサス州が同盟した【⻄部勢⼒】と【政府軍】による内戦が勃発していた。戦場カメラマンのリーをはじめとする4⼈のジャーナリスト・チームは、ニューヨークから約1300km、戦場と化した道を⾛り、⼤統領がホワイトハウスに⽴てこもる⾸都・ワシントンDCへと向かうー。 原題 CIVIL WAR 上映時間 109分 製作国 イギリス、アメリカ 製作年度 2024年 公開日 2024年10月04日公開 監督 アレックス・ガーランド 出演者
翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~
かつて東京都民から迫害されていた埼玉県民は自由を求めて立ち上がり、麻実麗(GACKT)や壇ノ浦百美(二階堂ふみ)をはじめとする埼玉解放戦線の奮闘によって通行手形制度が廃止される。こうして埼玉は平和な日常を手に入れたはずだったが、さらなる自由と平和を求め、そして再び埼玉の心を一つにするため、埼玉解放戦線は次なる野望を実現させようとしていた。やがて関西にも及んだこの事態は日本を東西に分かち、全国を巻き込む大騒動へと発展する。
大室家 dear sisters
帰宅した中学1年生の大室櫻子は静まり返った家の中で、ソファの影に隠れていた妹の花子を見つける。花子の顔にはマジックペンでヒゲが描かれており、それを見た櫻子は大笑いする。一方、姉の撫子は楽しみに取っておいたアイスクリームを誰かに食べられてしまい、怒り心頭だった。
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
情報局対東課WISEの諜報(ちょうほう)員ロイド・フォージャーは、遂行中の任務「梟(ストリクス)」に当たっていたが、担当を外される。そんな中、ロイドは娘のアーニャが通うイーデン校で、優勝者に褒賞が授与される調理実習が行われることを知る。ロイドは、審査員長を務める校長の好物であるフリジス地方の伝統菓子「メレメレ」を作ることをアーニャに提案。さらに本場の味を確かめようと、家族旅行でフリジス地方へ向かうが、アーニャが列車内で怪しいトランクケースを発見したことから、思わぬ事態に直面する。
⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎
廃虚となった哭倉(なぐら)村に鬼太郎と共にやってきた目玉おやじは、70年前に起きた出来事を思い出していた。昭和31年、哭倉村は政財界を裏で操る龍賀一族に支配されており、鬼太郎の父は失踪した妻を捜しに村に足を踏み入れたのだった。一方、血液銀行で龍賀製薬を担当する水木は、龍賀一族の当主・時貞の死に伴い、ある密命を帯びて村を訪れるが、そこで一族の者が惨殺される事件が起こる。
クラメルカガリ
箱庭と呼ばれる炭鉱の町。地図屋の少女カガリは、日々迷宮のように変化するこの町を地図に記していた。カガリは、箱庭からの脱却を夢見る少年ユウヤや個性豊かな住人たちと共に、町を揺るがす謀略を阻止するために立ち上がる。 塚原重義監督作アニメ『クラユカバ』のスピンオフとして、『デュラララ!!』シリーズなどの原作者である成田良悟がシナリオ原案を手掛けたアニメーション。炭鉱の町を舞台に、その町の地図を描く地図屋の少女が住人たちと共に陰謀に立ち向かう。主人公の少女の声を佐倉綾音が担当する。 原題 クラメルカガリ 上映時間 61分 製作国 日本 製作年度 2024年 公開日 2024年04月12日公開 監督 塚原重義 出演者 佐倉綾音、榊原優希、大塚剛央、細谷佳正、森なな子、悠木碧
Single8
1978年夏。高校生の広志(上村侑)は『スター・ウォーズ』に影響され、8ミリカメラで撮影を始める。文化祭の企画として映画を撮ることを提案した広志は、次のホームルームまでにストーリーを考えてくることになるが、思いを寄せる夏美(高石あかり)にヒロインを頼んだところ断られてしまう。そして、広志はクラスメイトの前で『タイムリバース』と題した作品のストーリーを発表する。
こんにちは、母さん
大企業の人事部長として気苦労が絶えず、家庭内でもさまざまな問題に頭を悩ませている神崎昭夫(大泉洋)は、不意に母・福江(吉永小百合)が暮らす東京の下町の実家を訪ねる。久々に会った母の様子は以前と違っており、地味だったはずの母は華やかないでたちで生き生きと活動し、さらに恋愛までしているようだった。実家にも自分の居場所がなく複雑な思いを抱く昭夫だったが、親切な下町の住民や母の意外な一面を知る中で、これまで見失っていたことに気付かされる。
宇宙人のあいつ
真田日出男(中村倫也)は、真田家4兄妹の次男として、長男・夢二(日村勇紀)、長女・想乃(伊藤沙莉)、三男・詩文(柄本時生)と暮らしているが、その正体は人間の生態を調査するために土星から来た宇宙人だった。23年も人間に成り済ましてきた日出男だったが、地球を離れる日が3日後に迫る。日出男は人間としてやり残したことを3日間で終わらせようとするが、家族にさまざまな問題が降りかかる。
市子
3年間共に暮らしてきた恋人・長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズされた翌日、突如姿を消した川辺市子(杉咲花)。ぼうぜんとする義則の前に彼女を捜しているという刑事・後藤(宇野祥平)が現れ、信じ難い話を明かす。市子の行方を追って、義則は彼女と関わりのあった人々に話を聞くうち、彼女が名前や年齢を偽っていたことが明らかになっていく。さらに捜索を続ける義則は、市子が生きてきた壮絶な過去、そして衝撃的な事実を知る。
ほかげ
家族を戦争で亡くした女性(趣里)は、終戦直後の闇市で、半分焼け残った小さな居酒屋を営みながら一人暮らしをしていた。彼女はそこで体を売って生きながら、戦争の絶望から抜け出せずにいた。一方、家族を空襲で失った子供(塚尾桜雅)は、闇市で盗んだ食べ物でなんとか生き永らえていたが、ある日女性が住む居酒屋に偶然盗みに入って以来、そこに入り浸るようになる。 『野火』『斬、』などの塚本晋也が監督などを手掛け、戦争をテーマに描くヒューマンドラマ。終戦直後を舞台に、共に家族を戦争で亡くした女性と子供が出会う。『生きてるだけで、愛。』などの趣里のほか、塚尾桜雅、『J005311』では監督を務めた河野宏紀、利重剛、大森立嗣、森山未來らがキャストに名を連ねる。
リゾートバイト
引っ込み思案な大学生・内田桜(伊原六花)は周囲になじめない日々を送る中、同じ大学に通う幼なじみ・真中聡(藤原大祐)から、旅行を兼ねてリゾート地でのアルバイトに誘われる。二人の幼なじみ・華村希美(秋田汐梨)も加わり、アルバイト先の旅館を訪れた3人はそこでの生活を満喫し、桜も徐々に笑顔を取り戻していく。そんな折、彼女は旅館の女将・真樹子(佐伯日菜子)が深夜ひそかに食事を運んでいる姿を見かけて違和感を抱く。数日後、桜たちはスタッフの岩崎(松浦祐也)から、ある肝試しを持ち掛けられる。