上川隆也×菊地凛子×要潤、『花咲舞が黙ってない』クランクアップ 今田美桜らと記念写真

 今田美桜主演ドラマ『花咲舞が黙ってない』に出演する上川隆也、菊地凛子、要潤がクランクアップを迎えた。

 銀行を舞台に、不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿を描く池井戸の小説『花咲舞が黙ってない』。2014年、2015年には杏主演でドラマ化され、大ヒットを記録した。前回のドラマ放送後に出版された新作小説を原作にした新たな物語が、主人公・花咲舞役に今田、舞のバディ・相馬健役に山本を迎えドラマ化された。

 上川は、今田と2人での食事シーンが終わると、今田から花束が渡された。出演シーンはほぼ“花さき”セット内だった上川は「(スタッフの)皆さんにとっては山あり谷ありの3カ月だったと思いますけど、僕にとっては本当にあっという間の時間でした。この“花さき”にしか思い出がありません(笑)。ですがその思い出は実に色濃いものです。本当に楽しい時間をありがとうございました!」とコメント。先にこの日の撮影を終えていた山本も駆けつけ、最後は3人で記念撮影をし、上川は「花さき」を後にした。

 菊地が演じる昇仙峡玲子は、最終回では舞とタッグを組み、世紀の大逆転劇を花開かせる。最後の撮影となったのは、亡き恋人・川野直秀(平原テツ)と相馬健と3人で飲んだ回想シーンのロケ。共にクランクアップをむかえた平原とともに花束を受け取った菊地は、「昇仙峡玲子は本当に(役作りが)手ごわかったので、“できるかな?”と思いながら日々1シーン1シーン、一生懸命やっておりました。光を当てていただいたり、いろんな画角で撮っていただいたり、スタッフの皆さんに昇仙峡玲子を作っていただいたと心から思っております。楽しかったです! ありがとうございました!」とコメント。最後は亡き恋人役の平原と、その友人・相馬役の山本と3人で記念撮影。満面の笑みでのクランクアップとなった。

 昇仙峡玲子の上司にして、昇仙峡の恋人を自殺に追いやった張本人・紀本平八を演じた要。紀本は常に臨店班の妨害工作も行ってきたが、最終回では舞と昇仙峡から、どんな逆襲を受けるのか。黒い交友関係がある石垣財務大臣(大和田伸也)との高級クラブのシーンで、大和田と共にクランクアップをむかえた要は、「終わりに近づくにしたがって、スタッフの皆さんと“もう終わりですね”“早かったですね”と話していました。楽しい時間ってすぐ過ぎてしまうのだなと思いました。本当にすばらしい現場でした。紀本は下衆だ! 下衆だ! と僕のSNS界隈では毎回言われていたんですけど、視聴者の皆さんにそういうふうに言われようと思ってやって伝わっているので、成功だと思いました(笑)。それぐらいやり甲斐のある役を与えてくださって、本当に皆さんに感謝しています。ありがとうございました!」とコメント。最後は大和田伸也と共に、笑顔で記念撮影を終えた。

■放送情報
土ドラ9『花咲舞が黙ってない』
日本テレビ系にて、毎週土曜21:00〜放送
TVer、Huluにて、地上波放送後配信
出演:今田美桜、山本耕史、飯尾和樹(ずん)、要潤、菊地凛子、上川隆也ほか
原作:池井戸潤 『花咲舞が黙ってない』(中公文庫/講談社文庫)、『不祥事』(講談社文庫/実業之日本社文庫)
脚本:松田裕子、ひかわかよ
演出:南雲聖一
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:小田玲奈、鈴木香織、能勢荘志
シリーズプロデューサー:加藤正俊
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
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