今田美桜×山本耕史×飯尾和樹、『花咲舞が黙ってない』撮了 「凄まじい現場だった」

 6月15日に最終回を迎える『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)で主演を務める今田美桜、共演の山本耕史、飯尾和樹がクランクアップを迎えた。

 銀行を舞台に、不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿を描く池井戸の小説『花咲舞が黙ってない』。2014年、2015年には杏主演でドラマ化され、大ヒットを記録した。前回のドラマ放送後に出版された新作小説を原作にした新たな物語が、主人公・花咲舞役に今田、舞のバディ・相馬健役に山本を迎えドラマ化された。

 最後の撮影になったのは、最終回の臨店班のシーン。筋トレに励む相馬健(山本耕史)と芝崎太一次長(飯尾和樹)の元に、花咲舞が現れて……という日常のシーンだ。「カット!」の声がかかると、スタジオにメインテーマBGMが流れ、サーチライトが照らす中、3人に花束が渡された。

 時に舞と相馬のために頭を下げてくれる優しき上司・芝崎太一を演じた飯尾は、「すごく楽しかったです! (今田と山本の)2人がいつも一発で(テイクを)決めるので、良い意味での緊張感がありましたね。“巻いてますので早く来れますか?”というスタッフさんからの連絡がいつもプレッシャーでした(笑)。テンポの良い現場で楽しい人たちばかりでした。皆さんのおかげで銀行員になれました(笑)。ありがとうございました!」とコメントした。

 突っ走る舞をいさめながらも味方となって寄り添うバディ・相馬健を演じた山本は「楽しかった! の一言ですね。現場もすごく円滑で、ストレスになることもなく。本当に全ての現場が楽しくて、良い思い出しか残ってないです。終わっちゃうのが寂しいなと半分撮影を終えたくらいからもう感じ始めていて、それは貴重でした。美桜ちゃんが隣にずっといてくれて明るく現場を盛り上げてくれてるってのが大きかったんだなと思います。どういう形か分からないですけど、また皆さんとお会いできて、楽しい現場を作れるように精進していきたいです。本当にありがとうございました!」と語った。

 そして立場の弱い人を助けるため、忖度なく誰にでもお言葉を返していく主人公・花咲舞を3カ月にわたり演じきった今田は、「何事もなく無事に終われたことをまずはホッとしています。現場が本当に楽しくてスピード感もあって、皆さんの一体感や集中力もすごくて、本当に凄まじい現場だったなと。とても濃い3カ月間でした。バディである相馬さんが山本耕史さんで本当に良かったです! また明日もこの現場に来て、たくさんの笑い声が聞けたりしないかなと思いましたが、今日で最後ということで寂しいです。また皆さんと楽しいドラマを作っていけるよう、私もがんばっていきたいと思います。ありがとうございました!!」と、最後に挨拶をした。

 最後は3人で記念撮影。監督はじめ全てのスタッフにお礼を言いながら、スタジオを後にした。

■放送情報
土ドラ9『花咲舞が黙ってない』
日本テレビ系にて、毎週土曜21:00〜放送
TVer、Huluにて、地上波放送後配信
出演:今田美桜、山本耕史、飯尾和樹(ずん)、要潤、菊地凛子、上川隆也ほか
原作:池井戸潤 『花咲舞が黙ってない』(中公文庫/講談社文庫)、『不祥事』(講談社文庫/実業之日本社文庫)
脚本:松田裕子、ひかわかよ
演出:南雲聖一
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:小田玲奈、鈴木香織、能勢荘志
シリーズプロデューサー:加藤正俊
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
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