『ブラック・ジャック』脚本・森下佳子の入念なリサーチ 高橋一生&永尾柚乃の場面写真も
6月30日に放送される高橋一生主演のテレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』の場面写真が公開された。
2023年に連載50周年を迎えた手塚治虫の同名漫画を、24年ぶりにテレビドラマ化する本作。法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックが、コロナ禍を経て令和の時代に蘇る。
主人公ブラック・ジャックに扮するのは、『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)などの高橋。『アルプススタンドのはしの方』の城定秀夫が監督を務め、2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』を手がける森下佳子が脚本を担当する。ビジュアルコンセプト、人物デザイン監修、衣裳デザインは、柘植伊佐夫が務めた。
ブラック・ジャックの助手ピノコを演じるのは、高橋も「これ以上のピノコはいないというくらいのピノコ。だからこそ僕もちゃんとブラック・ジャックでいなければ……という思いが強くなりました」と称賛する永尾柚乃。さらに石橋静河、井之脇海、松本まりか、奥田瑛二、橋爪功らが共演に名を連ねた。
本作を制作するにあたり、脚本を手がける森下は原作の現在鑑賞可能な全240エピソードをExcelにまとめて精査した上で、プロットを何パターンも作成。制作陣と話し合いを重ねる中で、それらのプロットを自ら次々とボツにし、最高の形を模索した。
最終的に出来上がったのは、本作でも監修を務めた手塚プロダクションが「B・Jの本質を一番表している」と語る連載第1作『医者はどこだ!』を軸に、さまざまな原作エピソードを盛り込んで構成したストーリー。
公開された場面写真には、患者の話を聞くブラック・ジャックや熱心にメモを取るピノコの姿が切り取られている。
■放送情報
『ブラック・ジャック』
テレビ朝日系にて、6月30日(日)21:00〜放送
出演:高橋一生、石橋静河、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、奥田瑛二、松本まりかほか
原作:手塚治虫
脚本:森下佳子
音楽:大間々昂
人物デザイン監修・衣装デザイン:柘植伊佐夫
監督:城定秀夫
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、齋藤梨枝(テレビ朝日)、島田薫(東映)、土井健生(東映)
制作:テレビ朝日、東映
©Tezuka Productions